酒蔵かわむらはこんなお店
酒蔵かわむらは、静岡県沼津市で昭和7年(1932年)創業の老舗酒屋が営む居酒屋です。酒屋の流れを汲むため、地酒をはじめ各地の銘酒や焼酎を揃える点がこの店の大きな魅力です。沼津駅南口から徒歩3分ほど、駅前通りを400mほど進んだ清水銀行の向かいに位置。店内はどこか懐かしい造りで、カウンター席・座敷席など併設。創業から続く風格と、肩肘張らない居心地の良さが混在しています。「酒屋だからこそできる半合単位の焼酎提供」など、独自サービスも。「昼飲み可」で、朝10時半から営業する日もあります。

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まずはこれで乾杯!
赤ワイン・ボトル(MIRAMONTE)
ゆったりとグラスを傾けて最初の一口。「ワインを居酒屋で?」と思われるかもしれませんが、酒蔵かわむらでは日本酒以外にもワインを常備していて、赤ワインをボトルで頼む贅沢も案外自然に許されます。落ち着いた照明と古い板張りの店内に、赤ワインの深みが似合う夜でした。

鶏皮ポン酢
しっとり仕上げられた鶏皮に、さっぱりポン酢がよくなじんでいて、脂っぽさと酸味のバランスが絶妙。最初のアテとしてぴったりで、「さあ始まるぞ」と気持ちが高まります。

紅白なます
紅白の色合いが美しく、小さな器で供されるなますは、優しい甘酸っぱさと控えめな甘みで、赤ワインの口直しにもなる一品。酢の風味が心地よく、疲れた胃に染み入るようでした。

うなぎの肝の串焼き
香ばしく焼かれた鰻の肝は、ほんのり苦味とコクが際立っていて、酒飲みにはたまらない一串。外は少しパリッと、中はふんわりとした食感で、噛むほどに旨みがじんわりと出てきました。

全体を通して、「安くて美味い」が肌で感じられる夜でした。料理は突出した個性派ではないものの、どれも丁寧に仕立てられていて、飲み手をがっかりさせない。雰囲気は“古い居酒屋”ですが、それが逆に落ち着きを与えてくれます。ただ、一つだけ心残りなのは、閉店が早め(21時/日祝は20時)という点。もう少し夜が長ければ…と願わずにはいられません。

ごちそうさまでした!
酒蔵かわむらは、老舗酒屋が育てた居酒屋として、酒と肴を肩肘張らずに楽しめる場所です。今回は赤ワインから始まり、鶏皮ポン酢、紅白なます、うなぎの肝串などを味わいましたが、どれも「安くて美味しい」の旗をしっかり掲げてくれる安定感。店の造りや照明のアンティーク感も相まって、「もう一軒」を控えながらも、つい長居したくなる店です。ただ、閉店時間が早めなので、ハシゴの終盤に訪れるなら時間配分にはご注意を。

店舗情報
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