中野の老舗BAR「ブリック」を潜入レポ!330円のハイボールと揚げたてハムカツで、1000円台で昭和へタイムスリップ。コスパ最強の「天国」をご紹介します。

中野

【中野】1000円台で昭和にタイムスリップ。老舗BAR「ブリック」で味わう琥珀色の天国への招待状

中野の路地裏を歩けば、そこは欲望のラビリンスだ。

極上の生ラムで腹を満たしたあと、もう一杯飲みたいねとやってきたのがこちら。

「NAKANO ブリック」

そこは、昭和の時代から時が止まったかのような、静謐でオーセンティックな聖域(サンクチュアリ)だった。


本日の「天国への切符」

1,000円札1枚と、小銭を少し握りしめるだけで、私は貴族になれる。

  • トリスハイボール:330円

  • お通し(えだまめ):330円(チャージ込)

  • ハムカツ:250円

  • ポテトフライ:350円

  • 合計:1,260円(税込)

見てくれ、この「令和とは思えない」価格設定。店主の生活が心配で夜も眠れなくなりそうだが、今は自分の肝臓を労わることに集中しよう。


実食レポ:喉を鳴らし、脂に溺れる

1. トリスハイボール(330円)

注文してすぐにやってきたのは、キンキンに冷えたグラス。

表面には細かな水滴がビッシリとつき、「早く飲んでくれ」と訴えかけてくる。

一口飲めば、炭酸がパチパチッ!とはじけ、喉を刺激する。

「…くぅぅぅ、五臓六腑に染み渡るッ!」

ウイスキーの香りが鼻を抜け、脳が「仕事なんて明日でいいじゃないか」と囁き始める。これが330円? コンビニのコーヒーを3回我慢するだけで、この恍惚が手に入るのか。

 

2. お通しのえだまめ

チャージ330円で出てくるのは、ちょうどいい塩梅のえだまめ。

皮からムニュッと飛び出す豆の食感。これぞハイボールの最高の伴奏。シンプル・イズ・ベストの極みだ。

3. ハムカツ(250円)

真打ち登場。250円という駄菓子感覚の価格設定に、正直ナメてかかっていた。

運ばれてきたのは、揚げたてでアッツアツのハムカツ。

箸を入れると、衣がザクッ!と快音を立て、中から薄切りながらも存在感のあるハムが顔を出す。

ソースをたっぷりかけて頬張れば、衣の香ばしさと脂の甘みがジュワ〜ッ
と口いっぱいに広がる。

「ハフハフ…あちぃ、でも止まらん!」

これをハイボールで流し込む快感は、もはや合法的な麻薬に近い。

4. ポテトフライ(350円)

〆(?)は、山盛りのポテトフライだ。

外はカリッ、中はホクホク。噛むたびにジャガイモの優しい甘みが広がる。

一本、また一本と手が伸びる。「ポテト、ハイボール、ポテト、ハイボール…」の無限ループ。気づけば私は、中野のレンガの迷宮から抜け出せなくなっていた。

ここが最高!「ブリック」の魅力まとめ

  • 圧倒的昭和感: 磨き上げられたカウンター、使い込まれた椅子。座るだけで背筋が少し伸びる、大人の隠れ家。

  • コスパの暴力: 1,000円台で「BARで飲んでいる自分」というステータスが買える。財布に優しすぎて涙が出る。

  • 絶妙な距離感: 4人で訪れても、1人で訪れても心地よい。バーテンダーさんの程よい放置感が、孤独な食通にはたまらない。

  • 伝統の味: ハイボールの炭酸の強さ、揚げ物の温度。すべてが「正解」の状態で提供されるプロの仕事。


中野の夜は深い。

1,260円でこれほどの多幸感に包まれる場所が、他にあるだろうか。

重い扉を開けて外へ出れば、冷たい夜風が火照った頬を撫でる。

明日への活力? いや、そんな高尚なものじゃない。ただ、「またあのハムカツをザクッといわせたい」という本能だけが、私を突き動かしている。

店舗情報

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